いままでメッセンジャーバックで通勤したりしていたのですが、ちょっとした出張旅行ではパンパンになったり、PCが出しにくかったりと余裕がなかっんですよね。そこでキックスターターで話題になっていたバックパックNomatic社のTravel Packを購入して使ってみました。何度か地方出張と海外旅行で使ったので、今回はこのバックパックのメリット、デメリットも含めてご紹介したいと思います。
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楽天で購入
海外製品なので輸入しようかなと思ったんですが、色々計算してみると手間や時間を考えて日本で購入しました。こういうキックスターター系の商品を後から買う場合は、意外に楽天の方が安かったりします。
こういうダンボールに入って到着しました。
緩衝材の紙をとるとビニールに包まれた商品が出てきました。
商品の外観をチェック!
まず正面から。記事は厚手のテントのような記事で、しっかり防水できます。その分、重いです。約1.9kgあると説明には書いています。頑丈さと重さはトレードオフなので、このバックは頑丈さ重視のバックと言えますね。容量は通常時に20L、拡張すると30Lにアップします。使う用途に合わせて容量を変えられるのもいいですね。
次は裏側です。背中部分はメッシュ素材ではないので夏場は暑くなりますが、背中にフィットするデザインで背負いやすいです。肩紐のパット部分はやや薄めなので、もう少しあると良かったかなと思いました。ただサイド部分に取手がついていて、ビジネスバックとして持つこともできるのは便利です。
サイド部分なんですがペットボトルを入れられるようになっていて長旅にはぴったりです。使わないときはマグネットでしっかり固定されているので、開いたり、どこかに引っかかったりすることがないようになっています。
フロント収納をチェック!
小物入れなどがあり、バッテリーやアダプター、ケーブルなどを入れられます。モバイル関連の小物を整理していれる場所としては十分です。
上部小物入れをチェック!
上部の小物入れです。ここはスマホや財布などを入れるのに便利です。またバッテリーをメイン収納に入れてケーブルだけをここの部分から出して充電できたりします。ただバッテリー側の電源を入れないとだいたい充電できないので、結局はメイン収納部分を開けることになるんですが・・・あと充電ケーブルはそこそこの長さがあった方が使いやすいです。
メイン収納をチェック!
メイン収納部分です。ここはたっぷり入りますね。普段は出張に行くときの服を3日分くらい入れています。フタ側には小物入れがいくつかあり、ティッシュ等を入れたり、あとここにバッテリーを入れて、黒い丸い部分から上部の小物入れにケーブルを出せるようになっています。後ろのメッシュ部分ですが、ここがもうひとつの部屋になります。この状態ではカッターシャツくらいしか入らないのですが、容量をアップした際に10L分の収納スペースに変わります。このメッシュからも開きますし、容量をアップすれば外からもアクセス可能です。
サブ収納をチェック!
背中側の下の方にチャックがあると思うのですが、ここのチャックを開くことで容量が10Lアップします。
外側のチャックをぐるっと一周回すとこんな感じに容量が広がります。
メイン収納側からの写真です。メッシュ部分を開くと革靴がすっぽり入る容量です。
容量アップしたサブ収納はフルオープンできます。靴を入れる用途にできていますが、僕は荷物が増えた時やお土産を買って入れる時に使う、もしもの時の呼びスペースとして使っています。
PC収納をチェック!
最後にいちばん背中側にあるPC収納部分です。ここもフルオープンでき、PC収納部分に15インチのMac Book Proが余裕で入ります。あとiPad miniを手前部分のポケットに入れたりもできますし、ちょっとした書類なんかも入れらたりできます。
付属品をチェック
Tシャツや下着類を入れて圧縮できるバックです。圧縮率はそこそこですが、収納時に便利な存在です。
こちらはメガネケースです。僕は折り畳みできる別のメガネケースを持っているので使いません。
こちらはキーチェーンです。中からワイヤーが伸びるようになっていて、バックパックの中に入れて繋いでおいても、鍵の開け閉めがしやすいようになっています。ただ僕は鍵は体に身につける派なので、このキーチェーンを使っていません。
使ってみたメリットは
スペースが分かれていて、使い勝手がいい。
スペースが分かれていて、使い勝手がとてもいいです。メイン収納に服を入れておけば、PCを出すときに服が見えたりしないし、打ち合わせの時なんかにとてもスマートに振る舞えました。また小物入れがたくさんあるので、最近多いケーブル類や充電器なんかもうまく分けて収納できるので、助かります。
頑丈で、背負いやすい
荷物を限界まで入れたんですが、やはり頑丈に作られているため、型崩れすることもないし、非常に背負いやすいです。またサイドの取っ手があるので、クライアントさんにお伺いする時は普通のビジネスバックのように持っていけるので、スーツスタイルやジャケットを着た状態でも使うことができます。
雨の日に助かる防水機能
素材自体が防水で、止水ファスナーですから、突然、雨がふったときは助かりました。折りたたみ傘を一応持ち歩いてはいるのですが、いつもカバンまではカバーできないので・・・また水を弾く素材なので、室内に入る前にサッと拭くだけでOK。中身も外見も守れる優れものです。
使ってみたデメリット
LCCの室内持ち込みだと厳しい重さ
バックパック自体が1.9kgとかなりの重さですので、少しでも軽くしたいLCCの旅には向かないと思います。荷物チェックをされると、追加料金を払うことに・・・シンガポールに行く際に使ったのですが、昔のMac Book Air11インチを入れてコンデジやジンバルを入れて10kg。スクートはPCがある場合は10kgまで機内持ち込みできるので助かりましたが、他のLCCは基本7kgまでですので、ちょっとでも軽いバックという方には向いていません。ちなみによく重いという感想がありますが、僕はそこまで重さを感じません。むしろ、安全にMac Book Proを運べるいいバックパックだと思います。
多機能と使いやすさを重視する人にはおすすめ!
たくさんの収納スペース、防水機能、容量を増やせる、重いPCを持ち歩くという人にはぴったりのバックパック。ノマド生活を送る人や出張が多い人にはいいと思います。また普段使いから出張にまで幅広く使えるバックパックだと思います。また重い分、しっかり頑丈に作られていますので、安全性などを考える人にもオススメできます。非常に使い勝手がいいバックパックですので、ぜひひとつ持っておくのはいかがでしょうか。